天神地区

天神地区

地区のたからもの

天神島津茶屋跡

第10代佐土原城主島津忠寛やその第3子、哲次郎が常宿。
哲次郎は同士を集め、学問の場として活用してきました。また、身分の高い武士が天神港から船出するときに、船待ちをするための場所でもありました。今は建物もなく、農地(ビニールハウス)になっています。

晑文黌

現在の株式会社の場所に、島津哲次郎(1856年〜1877年)が自由民主の思想を理想とする「晑文黌」という全寮制の私学校を作りました。

天神鈴町横穴古墳

県指定史跡「広瀬村古墳第58号墳」。内陸部に存在する高塚古墳に対し、海岸に近い平野に望む丘陵斜面に構築されたのが横穴式古墳で、6~7世紀に作られました。鈴町には3基あり、入口は崩落していますが、内部は良好です。

天神地区とは・・・

自治会長 山路 凱民

約400年前、初代佐土原城主島津以久が父忠将の夢のお告げにより天下大明神を地区に建立しました。「天」下大明「神」を奉る地区ということから天神となったようです。豊かな湧水を利用して、約30aの池を作り、ホタル、トンボ、メダカ、フナ、コイ、ナマズ、ドジョウ、ウナギ、エビ、カエル、イシガメ等、日本固有の生物が観察できる学習公園をつくることを、現在進行中の補助整備事業の中に含めて計画が進められています。管理等は周辺地域とも協力してホタルの里作り(学習公園)をしたいと思います。